・利益率の高い商売
・在庫を持たない商売
・定期的に収入が入る商売
・小資本で始められる商売
聞いたことがあると思います。
多分、大昔から言われている事でしょうね・・・。
最近だとホリエモンがよく言ってるらしいですね。
とにもかくにも僕なりにこれらの事を考えてみたいと思います!
利益率の高い商売
これに関しては「そんなの当たり前だろ!」って思う人が多いと思いますが、本当の意味で利益率を理解していますか?
利益率と言うのは単純に売り上げに対する利益の割合の事です。
つまり、利益率の悪い商売で収入(利益)を大きくしようと思えば、いわゆる薄利多売をしなければならないことになります。
もちろん、薄利多売が悪いわけではありません。
ただ、薄利多売の商売は基本的に難しいと認識した方が良いと思います。
なぜ難しいのか?
薄利多売の商売は基本的にマーケットが形成されている場合が多いからです。
昭和の時代に出来た大きな会社が既にマーケットを押さえている可能性が高いです。
これからビジネスを始める方は強者の戦略をとることが出来ません。
だったらわざわざ薄利多売のレッドオーシャンに飛び込む必要は無いですよね。
在庫を持たない商売
これは様々な理由があると思いますが、基本的に在庫とはリスクです。
売れなければそのまま資本が寝ることになります。
また、経営状態によって利益率が変わります。
分かりやすく言うと、売り上げの状況によって在庫の値段が変わるのです。
儲かっている時は無理して在庫の処分をしなくても良いのですが、苦しい時にはどんな金額でも現金にしたいと考えなければなりません。
つまり、営利行為の中ではリスクになってしまうのです。
また、在庫とは先払いです。
お客様にお金を頂く前に払わなければなりません。(一般的に)
支払いサイトの問題にはなりますが、基本的に資金繰りは大変になります。
定期的に収入が入る商売
これは分かりやすいですね。
定期的に収入が入るってことは経営判断しやすいと言う事です。
計画も立てやすくなりますし、未来も読みやすいって事ですね。
小資本で始められる商売
僕は4原則の中で、これを一番意識します。
なぜか?
商売とはトライアルアンドエラーであり、スクラップアンドビルドだからです。
失敗を重ねて成功に向かう。
やってみてダメなら、また違う方法でやってみる。
であるならば、小資本でないと挑戦が出来ません。
また、商売においてはレバレッジが大切です。
100万円の投資で1億円の利益を上げるとレバレッジは100倍です。
同じ100倍のレバレッジを50億円の投資で計算すると5,000億円になります。
これらは同じレバレッジですが、同じ可能性があると思いますか?
もちろん、利益が違うのですからディフィカルティは全く違います。
当たり前ですよね・・・。
ただ、両方を利益の額で計算するからおかしくなるのです。
利益額を1億円あげると想定すれば、100万円を1億円にするよりも50億円を51億円にする方がはるかに簡単です。
ただ、51億円を目指して50億円は絶対に調達出来ません。
つまり、商売も費用対効果、コスパが基本だと言う事です。
昭和の時代では資本力だけで勝負出来た商売が沢山ありましたが、令和の時代は過去よりスパンがかなり短くなり早くなっています。
だとしたら、やっぱりトライアルアンドエラーとスクラップアンドビルドをやりやすいビジネス方法を選択するべきだと思います。
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